予防治療 イースト歯科の予防治療「3つの特徴」
名古屋イースト歯科・矯正歯科の予防治療は、従来の画一的な予防とは異なり、科学的根拠に基づいたアプローチを実践しています。
1.リスク診断に基づくオーダーメイドの予防プログラム
患者様一人ひとりの生活習慣、体質、口腔内環境を詳細に分析し、患者様に合わせた予防プログラムをご提案しています。
2.細菌に対するアプローチ
虫歯や歯周病の原因となる細菌を効果的にコントロールする、エビデンスに基づいた予防処置を行います。
3.力のコントロールによるアプローチ
食いしばりや歯ぎしりなど、「力」による歯へのダメージを防ぐ、当院独自の予防プログラムを提供します。
一般的な歯科医院との違い
| 一般的な予防治療 | 当院の予防治療 |
|---|---|
| 画一的な定期健診 | 患者様それぞれのリスク診断に基づく治療プログラム |
| 同じ内容の歯磨き指導 | 歯が悪くなる原因に合わせて具体的な指導 |
| 誰にでも同じアドバイス | 各専門医が患者様のライフスタイルに合わせてアドバイス |
予防治療 1.オーダーメイドの予防プログラム
「毎日歯磨きをしているのに、なぜ虫歯になる？」
「定期検診に通っていたのに、虫歯になってしまった」
このような経験をされた方もいるのではないでしょうか？
従来の予防はお口のなかの細菌対策に偏っていて、もう一つの大きな原因である「力」への対策が不足しているからかもしれません。
当院では、患者様それぞれに合わせたリスク診断を行い、細菌と力の両面からアプローチする予防治療を提供しています。
なぜオーダーメイドの予防が必要なのか
一般的な予防治療では「3ヶ月に1回の定期検診」「食後の歯磨き」といった画一的な指導が行われています。しかし、歯を失うリスクは人それぞれ大きく異なるものです。
例えば、喘息をお持ちの方は一般の方より肺炎リスクが高いため、より綿密な口腔ケアが必要です。ストレスの多い方は無意識の食いしばりが強く、歯へのダメージが蓄積しやすくなります。糖尿病の方は歯周病が進行しやすく、特別な管理が求められるのです。
「リスク診断」で見つけるあなたのお口の課題
当院では、精密検査と詳細な問診により、歯が悪くなる本当の原因を突き止めます。奥歯から順番に悪くなるはずが、磨きやすい手前の歯が重症化している場合、それは細菌ではなく「力」が原因かもしれません。
実際に難しい治療を数多く手がけている専門医だからこそ、なぜ歯が悪くなるのか、どうすれば防げるのかを的確に判断できます。治療の現場で培った知識と経験が、予防を可能にするのです。
予防治療 2.お口のなかの細菌予防
歯石＋バイオフィルムの除去・PMTC
(専門的機械歯面清掃)
セルフケア指導
また、歯間ブラシやデンタルフロスなど、数多くある補助清掃用具の中から、あなたに本当に必要なものだけを厳選。正しい使い方を丁寧にお教えします。
食生活についても、虫歯予防の観点からアドバイス。糖分は「量」より「頻度」が問題となるため、だらだら食べを避ける工夫など、日常生活で実践しやすい歯に優しい食習慣をご提案します。
フッ素塗布による歯質強化
抗菌療法
予防治療 3.力のコントロールで予防
歯を失う原因の約半分は「力」によるものです。従来の予防が見落としがちだったこの問題に、当院は正面から取り組んでいます。
なぜ「力」の予防が重要なのか
1年間の夜間6時間の食いしばりで歯にかかる力は、一生分の食事に相当するエネルギーになります。日本人の約70%が無意識に歯を食いしばっており、これが歯を破壊する大きな要因となっています。いくら歯磨きを頑張っても、この「力」をコントロールしなければ、歯を守ることはできません。
3段階の力の予防プログラム
1.マウスピース療法
2.開口訓練(筋肉へのアプローチ)
3.認知行動療法・理学療法
(脳へのアプローチ)
予防治療 数字でわかる予防治療の価値
医療費への影響
歯科検診と総医療費の関係
歯科検診と総医療費の関係
豊田関連部品健康保険組合と豊田加茂歯科医師会の共同調査
- 定期的な歯科検診(年2回以上/年2万円)
- 何かあったときのみの検診
予防治療は、将来の医療費を大幅に削減することが科学的に証明されています。
トヨタ自動車が52,600人の社員を対象に行った健康データ分析でも、歯科予防プログラムの重要性が実証されています。予防プログラムを実践している社員は、そうでない社員と比較して医療費が大幅に削減されており、歯の健康維持が全身疾患の予防にも大きく貢献していることが明らかになりました。
この結果は、個人の健康だけでなく、企業の健康経営においても歯科予防が重要な役割を果たすことを示しています。
65歳から平均寿命である78歳までの間、年を重ねるごとに差は大きくなっていきます。単純計算でも、15万円×13年で約200万円の差になります。
全身健康への影響
歯周病は自覚症状がないまま進行し、気づかないうちに全身の健康を脅かす病気です。
歯周病は日本人の主要な死因となる疾患のリスクを3倍から4倍にまで引き上げることがわかっています。日本人の死因第2位である心臓病については、歯周病菌が血管内に侵入することで動脈硬化を促進し、心筋梗塞や狭心症のリスクを高めます。
第3位の脳血管疾患においても、歯周病による慢性的な炎症が血栓形成を促し、脳梗塞や脳出血の危険性を増大させます。さらに第4位の肺炎では、口腔内の細菌が誤って肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎の主要な原因となっています。
お口の予防は単に歯を守るだけではなく、文字通り命を守る予防でもあるのです。定期的な歯科検診と適切な予防処置を受けることは、全身の健康を維持し、健康寿命を延ばすために効果的です。
日本人の死亡原因
1位：がん
2位：心臓系疾患(心筋梗塞など)
3位：脳血管系疾患(脳出血・脳梗塞など)
4位：肺炎
予防治療 よくある質問
今まで特に問題なかったのですが、予防は必要ですか？
特に「力」による問題は、気づいたときには手遅れになることも。
リスク診断により、将来起こりうる問題を予測し、適切な対策を取ることができます。
マウスピースをしたままだと寝にくくないですか？
当院では、患者様に合わせて調整を行い、快適に使用できるようサポートします。
認知行動療法とは具体的に何をするのですか？
簡単な方法から始め、徐々に習慣化していきます。
保険は適用されますか？
より高度な予防処置については、内容により異なりますので、詳しくはご相談ください。
