虫歯治療 「なぜ、虫歯になったのか」から始まる根本治療
名古屋イースト歯科・矯正歯科の虫歯治療は、単に削って詰めるだけではありません。私たちが大切にしているのは、「なぜその歯が虫歯になったのか」という原因の追究です。
虫歯の原因は人によって異なります。虫歯菌が主な要因の場合もあれば、食いしばりなど「力」の影響が大きい場合もあります。
通常、虫歯は奥歯から発生しやすいのですが、磨きやすい前方の歯が重症化している場合は、単なる磨き残しではなく噛み合わせの問題が疑われます。
当院では、各分野の専門医が連携し、本当の原因を精密に診断します。そして精密根管治療などの高度な技術で「できるだけ歯を残す」治療を行い、再発を防ぐための個別予防プログラムをご提案します。
虫歯治療 歯の未来を守る「リスク診断」
歯科医院に通う理由は「痛くなったから」だけではありません。当院では、生涯健康な歯で過ごせるよう、従来とは異なるアプローチを実践しています。
一般的な予防との違い - なぜ「リスク診断」が必要なのか
病気になってから治すのではなく、なる前に防ぐ。
多くの歯科医院では虫歯や歯周病の診断は行いますが、「なぜそうなったのか」という原因分析まで踏み込むことは少ないのが現状です。家に例えるなら、地震で壊れた家を修理するだけでは再び壊れます。なぜ壊れたのか、再発を防ぐには何が必要かを考えることが大切です。
当院では患者様一人ひとりのリスクを診断し、オーダーメイドの予防治療を提案しています。
虫歯治療 歯が悪くなる本当の原因は？
歯が悪くなる原因は大きく分けて2つあります。多くの方は「歯磨き不足」だけが原因だと思われていますが、実はそれだけではありません。
細菌による要因
プラーク(歯垢)の蓄積
不適切な歯磨き
糖分の過剰摂取
力による要因
食いしばり、歯ぎしり
噛み合わせの不調和
過度な咬合力
なぜ「力」の診断が重要なのか
歯磨きがしにくい奥歯から順番に悪くなるはずが、磨きやすい手前の歯が重症化している場合、それは細菌ではなく「力」が原因である可能性が高いのです。
例えば、特に磨きにくい一番奥の歯が健康なのに、磨きやすい奥から2番目、3番目の歯が虫歯や歯周病で重症化していることがあります。明らかに「磨き残し」では説明がつきません。
このような場合、噛み合わせの検査をすると、重症化している歯に異常な力がかかっていることがよくあります。
だからこそ、イースト歯科では「なぜその歯が悪くなったのか」というリスク診断を重視し、細菌対策だけでなく、力のコントロールも含めた治療・予防を行っているのです。
虫歯治療 イースト歯科・矯正歯科の虫歯治療
小さな虫歯は削らない！定期検診と待機診断にて管理する
C0やC1の虫歯については、「定期的に来院できて、歯ブラシがしっかり行き届いている方」に限り、基本的に削らず経過観察としています。再石灰化が期待できるケースや、虫歯菌の進行が遅い可能性がある場合は、むやみに削らず管理する方針です。
治療すれば安心という考え方は、長期的な歯の保存という観点では必ずしも正しくなく、かえって不利益になる場合もあります。当院は「なるべく削らず、歯を守る」姿勢を大切にしています。
天然歯をできるだけ残す治療
「この歯は抜くしかない」と診断された場合でも、諦める必要はありません。当院では精密根管治療などの高度な技術を用い、可能な限り天然歯を残す治療を行います。
どれほど優れた人工歯でも、天然歯に備わる歯根膜の感覚にはかないません。この感覚は噛む力を脳に伝え、食事を楽しむ上で重要な役割を果たします。
安易に抜歯するのではなく、「どうすれば残せるか」を徹底的に検討することが、当院の基本方針です。
幅広い年齢層に対応可能
お子様の場合、乳歯の虫歯は進行が早く、永久歯にも影響を与える可能性があります。フッ素塗布やシーラントなどの予防処置を重視しながら、できるだけ削らない、痛みの少ない治療を心がけています。
仕事や家事で忙しい世代には、効率性も考えた治療を提供しています。特に30〜50代は、ストレスによる食いしばりが原因で歯を傷めるケースが多いため、虫歯治療と同時に力のコントロールも重要になります。
ご高齢の方は、加齢により唾液が減少し、虫歯リスクが高まっています。全身の健康状態を考慮しながら、できるだけ負担の少ない治療を選択し、残存歯を大切に守る治療を心がけております。
専門医によるチーム医療の体制
イースト歯科の強みは、各分野の専門医が連携して治療にあたる「チーム医療」です。一般的な歯科医院では対応が難しい複雑な症例でも、院内で完結できる総合力があります。
なぜチーム医療が必要なのか
連携による相乗効果
ワンストップで受けられる
虫歯治療 よくある質問
リスク診断とは具体的に何をするのですか？
痛みがないのに虫歯と言われました。治療が必要ですか？
痛みが出るのは、虫歯が神経(歯髄)の近くまで進行してからです。
痛みが出てからでは、神経を取る治療が必要になったり、最悪の場合は抜歯になることもあります。
早期発見・早期治療により、削る量を抑え治療回数も少なく済みます。当院では、必要以上に削ることはせず、進行状況を見ながら適切なタイミングで治療を行います。
虫歯の治療は何回くらい通院が必要ですか？
- C0：削らずに様子を診ます。
- C1(軽度の虫歯)：1〜2回
削らず様子を診る、もしくは治療を行います。
処置をしても1回で終わることがおおいです。 - C2(中程度の虫歯)：1〜3回
表面的な虫歯であれば、1回の治療で完了することがほとんどですが、
神経に近い場合は、複数回、そして段階的に治療を進める場合もあります。 - C3〜C4(重度の虫歯)：4回以上
神経の治療(根管治療)が必要な場合は、複数回の通院が必要です。
当院の精密根管治療により、可能な限り歯を残す治療を行います。
ただし、これは目安であり、実際の回数は診察後に詳しくご説明します。
治療した歯が再び虫歯になることはありますか？
これを「二次カリエス」と呼びます。
詰め物と歯の境目から細菌が侵入することが主な原因です。
当院では二次カリエスを防ぐため、以下の対策を行っています。
・精密な治療により、詰め物と歯の隙間を最小限に
・なぜ虫歯になったのかを診断し、原因に応じた予防プログラムを提供
・定期的なメンテナンスで早期発見・早期対応
特に「力」が原因で詰め物が破損したり、隙間ができるケースも多いため、
力のコントロールも含めた総合的なアプローチが重要です。
